【TOB候補】名南M&A

【TOB候補】名南M&A

今回は「名南M&A」についてです。2024年時点の情報となります。

会社概要

基本情報

    • 商号: 名南M&A株式会社
    • 設立: 2014年10月
    • 所在地: 450-6334 名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋
    • 電話番号: 052-589-2795
    • URL: https://www.meinan-ma.com/
    • 事業内容: 中小企業向けM&A仲介事業、事業承継支援、事業拡大サポート
    • 上場市場: 名古屋証券取引所メイン市場(2022年4月移行)

沿革

1966年-2000年

  • 1966年10月: 名南コンサルティングネットワークの原点である佐藤澄男税理士事務所が設立。
  • 1984年9月: 株式会社名南経営コンサルタンツ(現 株式会社名南経営コンサルティング)を設立。経営コンサルティング事業や会計事務所支援事業を展開。
  • 2001年1月: 株式会社名南経営(現 株式会社名南経営コンサルティング)に企業情報部を設立し、M&A仲介事業を開始。

2014年-2020年

  • 2014年10月: 会社分割により名南M&A株式会社を設立。
  • 2016年2月: 本社を名古屋市中村区に移転。
  • 2019年4月: 大阪市西区に大阪オフィスを開設。
  • 2019年12月: 名古屋証券取引所セントレックス市場に上場。
  • 2020年12月: 名古屋証券取引所市場第二部(現 メイン市場)へ市場変更。

2021年-現在

  • 2021年10月: 静岡市葵区に静岡オフィスを開設。
  • 2022年4月: 名古屋証券取引所メイン市場に市場区分変更。
  • 2022年7月: 大阪市北区に大阪オフィスを移転。
  • 2023年8月: 静岡市駿河区に静岡オフィスを移転。
  • 2024年10月: 高松市に高松オフィスを開設。

主力事業

  • M&A仲介事業: 中小企業向けのM&Aサービスで、譲渡企業と買収企業の引き合わせ、提携条件の調整、契約書作成、取引実行をサポート。
  • 事業承継支援: 経営者の世代交代や、事業承継に関する課題解決。
  • 事業拡大サポート: 中小企業の成長と発展を目的とした統合・買収の支援。

事業構成

  • M&A仲介事業: 売上構成比率100%(2024年9月期)

事業戦略

  • 強み: 東海4県を地盤とし、製造業、医療・介護分野でのM&Aに強みを持つ。
  • 新展開: 東京オフィスの開設予定(2025年春)により、地場金融機関との提携を拡大。
  • 成長戦略: M&Aマッチングプラットフォームを買収し、登録審査を通じた安全性と秘匿性の向上。

従業員

  • 2024年9月時点: 63名(平均年齢39.3歳)

その他

  • 比較会社: ストライク(6196)、オンデック(7360)、JpM&A(9236)
  • 銀行: 三菱UFJ銀行
  • 業種: 他産業サービス・製品

名南M&A株式会社は、中小企業向けのM&A仲介事業を中心に、地域に根ざしたサポートを展開し、特に製造業や医療・介護分野で高い実績を誇ります。東海地方を基盤としつつ全国展開を目指し、クライアントに安全で信頼性の高いサービスを提供しています。

株主構成

親会社

  • 名南経営ホールディングス(未上場)

大株主

 

株価指標

  • 概要
  • PER:20倍程度程度
  • PBR:1倍程度
  • 利回り:1%程度
  • 時価総額:30億円未満

コーポレートガバナンス

支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針

当社では、支配株主と取引を行う場合は、取引の開始前に、当該取引の合理性(事業上の必要性)及び取引条件の妥当性(一般的な取引と比較して適正であるか)を十分に検討するとともに、監査役会における監視・監督のもと、半期ごとに取締役会において慎重に判断し、取引の適正性を確保しております。

その他コーポレート・ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

当社は親会社かつ筆頭株主である株式会社名南経営ホールディングスを中心とした経営コンサルティンググループに属しておりますが、当社の事業展開にあたっては、親会社等の指示や事前承認に基づいてこれを行うのではなく、グループ会社との兼務がない経営陣の判断のもと、独自に意思決定しております。

TOBの可能性と投資戦略

  • 2019年の上場後に株価は大きく上昇したが、現在は低迷中
  • 出来高も少なく、時価総額も30億円を下回っている。なお、名古屋証券取引所メイン市場に上場しているということで、上場維持基準は比較的緩い印象で、上場維持が難しいという状況ではないように思われる。
  • 株価は割高ではないが、割安でもない状況であり、出来高も少ないため手を出しづらい
  • 上場している意義を見出しづらい規模感のように思えるため、TOBの可能性も否定できないが、配当も多いわけではないため、あえてTOB候補銘柄として保有をしておくまででは今のところはない印象

 

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