【TOB候補】応用技術(親子上場)

【TOB候補】応用技術(親子上場)

今回は「応用技術」についてです。2025年4月時点の情報をもとにしています。

会社概要

基本情報

  • 商号: 応用技術株式会社(Applied Technology Co., Ltd.)
  • 設立: 1984年6月
  • 本社所在地: 大阪府大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル
  • 電話番号: 06-6373-0440
  • 事業内容: 建設・住宅分野向けのソフトウェア開発、防災・都市インフラに関するコンサルティング、ITソリューション全般
  • 上場市場: 東京証券取引所スタンダード市場(2002年4月上場)
  • 公式サイト: https://www.apptec.co.jp/

沿革

  • 1984年6月:大阪市北区にて設立
  • 1991年3月:通産省(現経産省)より「システムインテグレータ企業」に認定
  • 1995年5月:国土交通省より建設コンサルタント登録
  • 2002年4月:株式を店頭登録(現・スタンダード市場)
  • 2006年以降:拠点を再編し、本社を大阪へ集約。札幌、東京、福岡にオフィス展開

事業構成(2024年12月期)

  • ソリューションサービス(売上比率73%、利益率17%):住宅・建設業向けBIM/CADソリューション、営業支援クラウドなど
  • エンジニアリングサービス(27%、同25%):インフラ・都市計画、防災・減災分野のコンサルティング、シミュレーション

特徴と強み

  • 住宅・建設分野のDX支援に強み: BIM/クラウド連携システムが中堅ゼネコンを中心に普及
  • 防災コンサル分野での高実績: 地下構造、上下水道、都市防災シミュレーションに豊富な実績
  • 成長投資に積極姿勢: 採用強化・製品開発を継続(直近で成長投資5億円超)
  • トランスコスモス傘下: 資本関係を持ちながらも独立経営色が強く、自社の技術・事業に集中

注目トピック

  • 上下水道分野への展開強化: 衛星電波を活用した漏水検知システムを開発。八潮市・堺市での事故対応を契機に引き合い増
  • 米オートデスク社CAD契約変更の影響: 11億円の減収要因となったが、利益影響は限定的

財務・人員情報(2024年12月時点)

  • 従業員数: 265名(前年比+53名)
  • 平均年齢: 44.0歳
  • 平均年収: 706万円
  • 1人当たり営業利益: 353万円(前年同期比1.16倍)
  • 採用状況: 初任給23.5万円、内定6名(女性0名)、中途採用25名

比較会社

  • 構造計画研究所(208A)
  • Arent(5254)
  • スパイダープラス(4192)
応用技術株式会社は、建設業界や都市インフラ分野におけるDX化・防災対策の高度化を支えるソリューションベンダーとして、技術力を活かしたサービスを提供しています。特にBIMを中核としたクラウド連携システムや、災害予測・漏水検知などの防災コンサル分野での拡大が今後の成長ドライバーとなります。成長投資を継続しつつ、生産性向上と社会的課題解決の両立を図る企業として注目されています。

株主構成

親会社

大株主

株価指標

  • 概要
  • PER:10~15倍程度
  • PBR:1.5倍程度
  • 利回り:2%程度
  • 時価総額:80~100億円程度

コーポレートガバナンス

支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針

当社と親会社等のグループ企業が取引する際の方針は、一般会社との取引と同様、市場原理に基づき経済合理性を基準に公正な取引を行うことを基本方針としております。また、当社では、親会社等のグループ企業と重要性の高い取引を行う場合には、取引内容および取引条件の妥当性を一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外取締役も参加する取締役会で審議ののうえ決定することとしており、親会社等のグループ企業との取引において、当社の経営の独立性を保つことにより非支配株主の保護を図ります。

その他コーポレート・ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

当社はトランス・コスモス株式会社の子会社であり、その企業集団の一員として企業グループ全体として、業務の適正を確保することが重要であるとの基本認識をコンプライアンスの基礎においております。親会社との連携体制については、親会社の社員等が当社の取締役兼務を通じて、実務的な連携強化を図り、共通認識に基づくコンプライアンス(内部統制を含む)の強化・改善を進めております。また、「4.支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針」に加え、親会社において「子会社に対する不当な取引の要求等を防止するための体制」が構築されており、親会社との不当な取引は必然的に排除される仕組みを構築しております。

応用技術がトランス・コスモスの子会社になっている背景

応用技術株式会社がトランス・コスモス株式会社の子会社となった背景には、2004年2月に行われた資本参加があります。この時、トランス・コスモスは応用技術に資本参加し、連結子会社としました。

さらに、2005年1月には応用技術が株式会社マックインターフェイスと合併し、これに伴い持分法適用会社から連結子会社へと変更されました。

その後、2009年12月に応用技術は100%子会社であったトランスコスモス・テクノロジーズの全株式を、親会社であるトランス・コスモスに譲渡しています。

これらの一連の資本参加や子会社化の動きにより、応用技術株式会社はトランス・コスモス株式会社の子会社となりました。

投資戦略

  • PER/PBRや配当利回りからみると、割安すぎるという状況ではないが、業績は安定しているので中長期視点で保有するメリットはあり得る。
  • 大株主のなかに光通信が存在するところは少し気になるところ。光通信の投資スタイルは以下のような特徴があります。
  • また、大株主のなかに日本の著名な個人投資家であり、特に成長株投資に精通している長期投資家として知られている五味大輔さんの名前があることも気になるところ。五味大輔さんの投資スタイルには以下のような特徴があります。

    五味大輔氏の投資スタイル

    特徴 内容
    成長株投資 新興市場(グロース市場)に上場した企業を中心に投資
    長期保有 短期売買ではなく、数年単位で企業の成長を見守る
    大量保有 企業の10%以上を保有し、大株主となることもある
    追加投資 好決算の企業には追加投資を行い、成長の波に乗る
    キャピタルゲイン重視 配当よりも株価の値上がり益を狙う
    M&A・TOBを意識 買収やTOBの可能性がある企業にも投資する
    日本株中心 日本国内の成長企業への投資に特化
  • 以上の状況から、TOBだけではなく、その他の思惑も考え、中長期的な株価上昇を目指して保有することもよい銘柄と思われる。

TOB用に証券会社をもう1つ作っておこう

マネックス証券

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