【TOB候補】ブランジスタ(親子上場)

【TOB候補】ブランジスタ(親子上場)

今回は「ブランジスタ」についてです。2024年時点の情報となります。

会社概要

基本情報

  • 商号: 株式会社ブランジスタ
  • 設立: 2000年11月
  • 所在地: 150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4
  • 電話番号: 03-6415-1183
  • URL: https://www.brangista.com/
  • 事業内容: 電子雑誌の発行、販売促進支援サービス、越境ECサポートサービス、広告素材事業
  • 上場市場: 東京証券取引所グロース市場(2015年9月上場)

沿革

2000年-2010年

  • 2000年11月: 親会社の株式会社ネクシィーズ(現 株式会社NEXYZ.Group)のメールマガジン会員運営を目的として、東京都渋谷区桜丘町にイデアキューブ株式会社(当社)を設立。
  • 2003年4月: 販売促進支援サービスを提供するソリューション業務を開始。
  • 2005年3月: 福岡ソフトバンクホークスのファンクラブ運営業務を受託し、メール配信業務を開始。
  • 2007年12月: 電子雑誌「旅色」を創刊し、掲載施設の広告取次業務を開始。

2011年-2020年

  • 2011年4月: 商号を「株式会社ブランジスタ」に変更
  • 2011年9月: 電子雑誌「GOODA」を創刊。
  • 2013年: 電子雑誌「SUPER CEO」「政経電論」を創刊。楽天株式会社(現 楽天グループ株式会社)から出資を受ける。
  • 2015年: 電子雑誌「マドリーム」を株式会社ネクスト(現 株式会社LIFULL)と共同発行し、「旅色プラス」を開始。東京証券取引所マザーズに株式を上場。
  • 2017年10月: 台湾に連結子会社Brangista Taiwan Inc.を設立。「旅色」の別冊「飲み旅本。」を創刊。
  • 2018年: 「タベサキ」を創刊し、株式会社CrowdLab(旧 株式会社Dugong)を子会社化。
  • 2020年4月: 株式会社ブランジスタメディアを設立し、持株会社体制へ移行。

2021年-現在

  • 2021年11月: SBCメディカルグループと共同メディア「1-ONE-」を公開。
  • 2022年: 東京証券取引所の市場区分見直しによりグロース市場へ移行。
  • 2022年10月: 連結子会社株式会社ブランジスタエールを設立し、新プロジェクト「ACCEL JAPAN」を開始。

主力事業

  • 電子雑誌の発行: 「旅色」「GOODA」「SUPER CEO」「政経電論」などの電子雑誌。
  • 販売促進支援サービス: ソリューション業務を通じた企業のマーケティング支援。
  • 越境ECサポートサービス: 海外販売に必要なサポートをワンストップで提供。
  • 広告素材事業: タレントを活用した広告運用代行や付加サービス。

事業構成(2024年9月期)

  • プロモーション支援: 35%
  • メディア: 44%
  • ソリューション: 20%
  • その他: 1%

事業戦略

  • 新展開: 広告素材事業では顧客単価向上や自治体の採用拡大を目指す。
  • 成長分野: 映像演出や電子雑誌を活用した新規プロモーション。

従業員

  • 2024年9月時点: 連結317名(平均年齢37.5歳)

関連会社

  • 主要子会社: 株式会社ブランジスタエール、株式会社ブランジスタメディア、株式会社ブランジスタソリューション、Brangista Taiwan Inc.、株式会社CrowdLab

その他

  • 比較会社: NEXYZ(4346)
  • 銀行: 三井住友銀行
  • 業種: 通信サービス

株式会社ブランジスタは、電子雑誌事業を中心に、販売促進支援や越境ECなど多岐にわたるサービスを展開し、自治体や企業向けに革新的なマーケティングソリューションを提供しています。

株主構成

親会社

大株主

株価指標

  • 概要
  • PER:15倍程度
  • PBR:3倍程度
  • 利回り:-
  • 時価総額:100億円程度

コーポレートガバナンス

支配株主との取引等を行う際における少数株主の保護の方策に関する指針

当社は支配株主との取引を検討する場合、少数株主の利益を損なうことのないよう、取引理由及びその必要性、取引条件及びその決定方法の妥当性等について、取締役会において十分に審議した上で意思決定を行うこととしております。

その他コーポレート・ガバナンスに重要な影響を与えうる特別な事情

2024年9月30日現在、(株)NEXYZ.Groupは当社の議決権を50.26%所有しており、当社の主要株主としての権利を有しております。また、(株)NEXYZ.Groupの代表取締役が当社の取締役に就任しております。しかしながら、当社の業務運営は自らの意思決定によって行っており、上述の事項が当社の独自の経営判断を妨げることはありません。

TOBの可能性と投資戦略

  • NEXYZ.Groupの子会社として2015年に上場をしており、この関係がずっと続いていることや、時価総額も100億円程度あることから、すぐにTOBが行われることは考えづらい。
  • NEXYZ.Groupは過去にTOBをしたこともなさそうなので、TOB期待として保有するには可能性が低い銘柄と考える
  • TOBというよりは、業績が堅調に拡大している印象に加え、2024年12月には発行済株式数の5%以上にあたる規模の自己株式取得を公表していて企業価値向上に前向きな印象であることから、万が一のTOBも期待しつつ、業績拡大による株価上昇を意識して保有する戦略はありかと思われる

 

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