【2025年9月3日】大相場初動の可能性がある銘柄リスト

【2025年9月3日】大相場初動の可能性がある銘柄リスト

※AIを活用した実験的な記事となります。AIがピックアップする銘柄について、今後週次でその後の株価動向を継続的に検証していくことで「AIの精度」を検証していくことを目的としています。
※ピックアップ銘柄について投資推奨するものではございませんので、投資は自己判断でお願いいたします。

「派手なS高やテーマ材料で目立つ銘柄」は一旦脇に置き、9/3時点で静かにトレンド転換の初期サインがそろい始めた“本当の初動”にフォーカスしました。

具体的には、

  • 25日・75日線の上抜け/GC接近
  • 出来高の実質増(5日・25日平均比での拡大)
  • ボックス上放れや戻り高値の更新
  • MACD・RSIの好転
  • 需給の歪みが小さい(信用倍率の極端な偏りや短期の過剰回転がない)
  • 業績の底打ち・改善がにじむ

といった共通条件を満たす銘柄を抽出。市場の視線が集まる前の“助走”を捉えにいきます。

2025年9月3日の日経平均株価(参考)

日付始値高値安値終値
2025年9月3日42,085.6642,293.5441,863.2041,938.89
2025年9月2日42,299.6342,473.6742,084.7842,310.49

前日比:-371.6円

大相場初動の可能性がある銘柄候補

銘柄(コード)初動の特徴・解説
藤田エンジニアリング (1770)株価が5日・25日移動平均線でゴールデンクロス形成。9/3には年初来高値1,780円を更新し、直近のもみ合い圏を上放れ上昇トレンドに転換。

出来高は当日3.36万株と前日(0.17万株)の約20倍に急増する一方、上昇率は+6.7%にとどまりストップ高には至らず、過熱感なく初動段階の上昇に留まっている。

業績面では直近2期連続で増収増益傾向が続き財務も安定(自己資本比率約68%)しており、テーマ性は薄いものの堅実な企業。なお本銘柄は制度信用非対象のため需給の極端な偏りもない。
高速 (7504)株価は25日・75日線を明確に上抜き、中期トレンドが上向きに転換(75日線比+6.65%の水準)。8月のもみ合いレンジ(2,800円台)から9月に入り再上昇し、年初来高値2,993円に接近

出来高も9/3に6.85万株と前日比約2.7倍に増加。上昇率+2.46%と穏やかな値動きで、静かに水準を切り上げている。

食品包装資材の総合商社で業績は安定成長を続け、ファンダメンタルズ裏付けとして21期連続増配を継続中。信用倍率は0.96倍と売り買い均衡で需給面の偏りも見られない。
ポールトゥウィンHD (3657)短期線が中長期線に接近しており、ゴールデンクロス目前の局面。下降基調だった株価は下げ止まりつつあり、移動平均線の突破を伴って反転初動に入っている。

出来高は直近数日の5万株台から9/3には約6.97万株に増加。上昇率は+0.3%と小幅で静かな値動き(ストップ高など急騰は無し)。

ゲーム・IT向けのソフトウェア検証サービスを手掛ける企業で、業績は16期連続増収を達成し今期経常利益も+53%増益見通しと大幅改善。

ファンダメンタルズの裏付けがありつつもテーマ性は表面化しておらず、信用買い残は多いものの(信用倍率約9.8倍)、発行株数約3800万株と流動性が高いため需給逼迫も限定的とみられる。
カナデン (8081)株価が25日・75日線を上抜き、中期トレンド転換の初期段階。9/3は始値1,972円と窓を開けて上昇し、2,000円台を回復して直近レンジを上放れた。

出来高も9/3に89,200株と前日比約3倍に急増。上昇率+1.6%に留まり過熱感のない緩やかな上昇。

工場向けFA機器などを扱う専門商社で、業績は堅調(※前期経常増益)かつPBR0.93倍・予想配当利回り3.63%と指標面でも割安。信用倍率は8月末時点で5.56倍まで低下しており、需給面で極端な偏りもみられない。
イリソ電子工業 (6908)株価は50日・200日移動平均線を上回る水準まで反発し、8月以降は緩やかな上昇トレンドを形成中。EV・通信向けコネクタ需要を追い風に今後の展開余地がある一方、テーマ過熱感はなく持続的な上昇に留まっている。

出来高も増勢で、9/3終値2,993円(+2.96%)を記録し15時台には出来高急増銘柄として検知された。

ファンダメンタルズ面の裏付けも強く、26年3月期1Q経常利益は前年同期比+36%増と好調、上期も非開示だった見通しを経常+43%増益に上方修正。財務健全で配当も増配傾向(前期1株100円→今期110円予定)を維持しており、信用需給にも大きな偏りは見られない(信用倍率は概ね5倍程度)。

まとめ

選定銘柄は価格×出来高×需給×業績の四点が同時に良化し始めたのが共通点です。初動の真偽は、今後数日の確認作業で精度を上げられます。チェックすべきは、

  1. 出来高維持
    5日平均比で7割以上を保てるか(失速なら見送り)。
  2. ブレイク水準の攻防
    上抜けた価格帯を終値ベースでキープできるか。割れた場合は出来高が細っての押しか、増えての崩れかを判別。
  3. 短期サポート
    5日線→10日線での押し目反発が効くか。
  4. 需給のタイト化
    貸借銘柄なら売残増・買残減逆日歩発生など買い戻し予兆の有無。信用買い偏重なら買い残の減少+株価維持が理想。

運用面では、「ブレイク起点の終値割れ×2日」や「5日線・10日線の同時割れ」「出来高増の陰線連発」を撤退基準に据えつつ、決算・月次・受注・資本政策などの次のカタリスト待ちでポジションを育てるのが定石。

過熱化(増担・日々公表など)の兆しが出たら一部利確でリスクを薄める、これが“静かな初動”を“大相場”へつなぐコツです。

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